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香木として有名な白檀。
お位牌にも使われる黒壇。
wancherの世界樹と名のついた万年筆にはその白檀と黒壇
そして緑壇があります。
正直、白檀や、黒壇はまだ知っている木でしたが、緑壇は全く
知らない木でした。逆にそこが興味をかきたてられて調べてみると、
元は、黄色い茶色をしているものの、時間とともに緑色に変化していく
とか。きっと渋い感じの茶色ががった緑になるんでしょうねえ。
この万年筆の前にはプラチナのシュノンソーを買って、これで
パイロット、プラチナ、セーラーとそろったから、もう万年筆は買うまいと
思っていたのも10日ともたず、ボディが木でできた万年筆があるのを見て
1本くらい木でできている万年筆が欲しいなと思い、買ってしまいました。
ペン先はドイツのJowoステンレススチール。鉄ペンです。
文字幅はM字です。
インクの色はミクサブルのアースブラウンとリーフグリーン、
スモークブラックを 3:3:0.5 で混色しましたが、
ボディの緑壇と同じような色にできました。
書き味はというと、滑らかという感じではないですね。
紙面の凹凸に小刻みにカリカリ当たるような感じです。
インクを吸った湿った紙がペン先を引っ張るような感じも
します。
それもペンをしっかり寝かせてしっかりと親指をボディにあてて
筆記すると好みの書き味に近づきます。
ボディが木でできていることが、プラスチックや金属をもってるより
なんだか柔らかな気がします。さらに、緑壇ならではの香りが
します。持っている万年筆の中で唯一香りの楽しめる
万年筆です。いつまでこの香りが楽しめるかわかりませんが
しばらくはこの香りを楽しみたいです。
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