ブログネタ
文房具・ステーショナリー に参加中!
 こんにちは

 香木として有名な白檀。 
 お位牌にも使われる黒壇。  
 wancherの世界樹と名のついた万年筆にはその白檀と黒壇
そして緑壇があります。

s-DSCF7213
 正直、白檀や、黒壇はまだ知っている木でしたが、緑壇は全く
知らない木でした。逆にそこが興味をかきたてられて調べてみると、
元は、黄色い茶色をしているものの、時間とともに緑色に変化していく
とか。きっと渋い感じの茶色ががった緑になるんでしょうねえ。
 
 この万年筆の前にはプラチナのシュノンソーを買って、これで
パイロット、プラチナ、セーラーとそろったから、もう万年筆は買うまいと
思っていたのも10日ともたず、ボディが木でできた万年筆があるのを見て
1本くらい木でできている万年筆が欲しいなと思い、買ってしまいました。

 s-DSCF7214
 ペン先はドイツの
Jowoステンレススチール。鉄ペンです。
 
 s-DSCF7215
 文字幅はM字です。
 インクの色はミクサブルのアースブラウンとリーフグリーン、
スモークブラックを 3:3:0.5 で混色しましたが、
ボディの緑壇と同じような色にできました。

 書き味はというと、滑らかという感じではないですね。
 紙面の凹凸に小刻みにカリカリ当たるような感じです。
 インクを吸った湿った紙がペン先を引っ張るような感じも
します。
 それもペンをしっかり寝かせてしっかりと親指をボディにあてて
筆記すると好みの書き味に近づきます。
 ボディが木でできていることが、プラスチックや金属をもってるより
なんだか柔らかな気がします。さらに、緑壇ならではの香りが
します。持っている万年筆の中で唯一香りの楽しめる
万年筆です。いつまでこの香りが楽しめるかわかりませんが
しばらくはこの香りを楽しみたいです。