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 こんにちは

 4月16日、京都は伏見。酒蔵が年に数度、蔵に客を招き
自分の蔵で作った酒を販売したり、有料で試飲をさせてくれるイベントの
開催日。

 コロナが流行ってからはずっと自粛されてきたイベントですが
いろいろな対策のもとに、蔵開きがありました。

 コロナ以前なら、ずっと蔵に居座って酒を飲み続けたものでしたが
今はそうはいきません。おひとり様蔵が用意する酒セットを1セットのみ
有料試飲できます、というルールでした。

 朝10時から始まるイベントに9時過ぎに到着です。
 まだ誰も並ぶ人はいません。s-DSCF7221
 ここは英勲の酒、斎藤酒造さんです。正面に見えるのはお酒の販売を
する場所です。この画像の左手側で有料試飲ができます。
 ここを1番に訪れたのは、人気が高いんですよこの酒造。
 だから人が多くなる前にこちらに来ました。
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 ここで用意されていたセットのお酒は60mlの金賞受賞酒と
しぼりたて生原酒です。英勲のお酒らしくどちらもフルーティーな甘みと
心地よい酸味がおいしかったです。

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 斎藤酒造へ行くとき1度はこの北川本家の前を素通りします。
 ですので、斎藤酒造で呑んだ後は戻ってきてこの北川本家さんで
富翁の酒を呑みます。
 北川本家では入り口で500円のチケットを買います。チケットは
3枚ひと綴りです。それをテントのところへ行って好きな酒と
1枚ずつ交換して飲みます。この日の限定酒というのと、
富翁さん自慢のプルミエアムール、そして大吟醸を呑みました。
 できればプルミエアムールは熱燗で呑みたかったなあ。
 斎藤酒造さんで呑んだ後だったのでスタートから少し時間がたっていて
こちらの北川本家も人が多く訪れていて盛況でしたよ。

 斎藤酒造さん、北川本家さんで呑んだので、一回休憩をいれます。
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 北川本家から横手筋通りへ戻るところにあるラーメン屋さんです。
 昼にはまだ早いですが、ここで腹ごなしをしてから午後の吞み歩きに
備えます。

 さきの斎藤酒造さんで見たちらしで、斎藤酒造さんの直営店で今日だけ
イベントメニューがあることを知ったので、追手筋通りを通って
近鉄伏見駅の高架の下を抜けたあたりのお店にいきました。

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 この日のイベントメニューです。小鉢2つと酒がひとグラスのセット
1000円にしました。
 しかし、その下にある海鮮丼1800円がおいしそうで、さっき
味噌ラーメンの大盛りを食べたばかりなのに追加注文をしてしまいました。

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 まずは小鉢が2つと酒が来ました。ガラスの器にはタケノコが
入ってました。網のような器には魚の煮つけが入っていました。
 タケノコは旬を少し過ぎていたのか香りが弱かったです。

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 米を固めに炊いて丼向きにしてありました。
 小皿がなかったので、タケノコの入っていた小鉢を空にして
そこに醤油をとって切り身を浸けつつ食べました。

 このお店「醪音」と言います。
 読み方がわからなかったので、斎藤酒造さんで飲んだ帰りに社長さんに
挨拶をしながらこの読み方を聞いてきました。”もろみね”というのだそうです。
 店内はおしゃれでしたよ。カウンターの正面上にはモニターがあって
蔵で酒を造る様子が映し出されていました。店内に流れる音楽も
心地よい音楽でした。店員のユニフォームも清潔でかっこいい服装でした。
 接客の態度も言葉遣いも素晴らしかったです。

 それだけにギャップが残念でした。
 カウンター席に座ったものですから、店員同士の会話が目の前で
交わされます。店員同士ですから客にするような気を使うものではないのが
当たり前なのですが、その言葉遣いと声の調子がそれ以外に今素晴らしいと
思ったものとギャップがありすぎて、ぶち壊されていました。
 コロナのためマスクをしていますから小さな声ではこもってしまって
聞こえにくいのでしょうがないですが、はっきりと店員同士の会話が
聞こえてしまったのは残念でした。雰囲気ぶち壊しって感じです。

 醪音からもう一度横手筋通りに戻って、山本源兵衛さんの神聖へ
行きました。
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 鳥せいさんの隣で酒の販売をしていて、その前で有料試飲をしていました。
 いつもの蔵開きなら、この画像の右の方へ歩いたところにある酒工場の
駐車場で呑んでいたので、一度はこの前を通り過ぎて駐車場の方へ
行ってしまいました。
 昼の日差しが暖かくほろ酔い気分でまた酒をのんでいました。

 この場所の後ろ側の方には黄桜河童カントリーがあるので、
神聖のお酒を呑んだらすぐに移動しました。

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 ここまで斎藤酒造、北川本家、山本源兵衛、の3蔵を飲み歩きましたが
どこもテーブルがありませんでした。コロナのことを考えれば
人がテーブルを囲むのは良くないからだろうなあと思ってましたが
黄桜河童カントリーにはテーブルがありました。ありがたい。
 テーブルは置いてあるもののそこに大勢の人が囲む様子もなく
皆さん分かってらっしゃるなあと感心しました。
 黄桜河童カントリーは粕汁がおいしいんですよ。ラーメン食べて
丼食べて、ここでも粕汁をいただきました。
 そしてワイングラスで呑む酒・金賞という酒があったのでそれを
いただきました。

 黄桜河童カントリーを後にしてそこからは少し歩きます。
 京阪電車にして一駅分より若干歩く程度、板橋小学校を過ぎたあたりの
金鵄さんに行きました。
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 こちらは即売所です。

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 こちらで有料試飲のセットを買います。

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 左の黄色みかかった方の酒は古酒です。
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いっしょにこういうものもいただきました。
マスクケースだそうです。

 いつもの蔵開きであれば、さっきの即売所のところに舞台を設けて
いろんな催しを見ることができるんです。なかでも好きなのは
ビートルズをギター2つで演奏して歌ってくれるものでした。
 今年はそれができないので、ビートルズの音楽が会場に流されていました。

 金鵄さんとビートルズの音楽は私の中では絶対の存在になっているので
とても心地よく酒を呑めました。