こんにちは

うちのBDレコーダーが勝手に録画してくれていた
ツインドラゴンという映画を見ました。

ジャッキーチェンの映画ですね。

ジャッキーが一人二役で兄弟を演じる映画です。

ヒロイン役にはマギーチャンがでてました。
懐かしいです。

ポリスアカデミーの時は、きれいどころのヒロインと見てましたが、
とんでもなかったですね。
走り出したバイクから落とされる、エスカレーターの上階からけり落される。
ただのかわいいだけのヒロインじゃありませんでした。

今回のツインドラゴンではアクションシーンはありませんでしたが
見ている途中までは期待をしていました。

さあこのツインドラゴンが面白くなかった。

ジャッキーの一人二役ですが、二人の合成の場面で、二人の視線の先があってません。
合成のズレが残念です。
最近の映画ではないので、当時であればそれくらいのズレは当たり前のもので
気にもならなかった、もしくは、しょうがないと見ないふりをできたのかもしれませんが
今見るとこのずれは残念なところです。

そして、物語がですね、ジャッキーの相方の片思いの女性(マギーチャン)を
張り合ってマフィアとケンカ。
とっ捕まってぼこぼこにされるかと思いきや、カーレースで勝負だ!という
話になります。
けれどジャッキーの方でレースに出るための資金が準備できずとんずらをしようとして
またとっ捕まります。
けがをした相方を人質にとられて、マフィアの仕事をさせられます。
そしてマフィア同士の抗争の中で一番危ない仕事をさせられそうになって
マフィアをやっつけるという話です。

これだけを見ても話が転々と変わってしまうのがわかります。
それに、ジャッキー一人二役のコメディーが入ります。
主にこのコメディーが、それぞれのジャッキー扮する兄弟にヒロインが
絡んでくるコメディーです。
このコメディーの部分に目をとられてしまうために、マフィアとのトラブルが
簡単に処理されてきます。そこが残念。

そして最後の一番の目玉になってくるマフィアとのアクションシーンが
マンネリ気味に見えます。
ツインドラゴンではジャッキーの兄弟による、片方は強くて片方は弱いという
設定を活かしたアクションを狙ってきていましたが、
悪くはないけれど、物足りないという感じです。
それでラストのアクションの見ごたえを出そうとするには弱いという
感じです。
ラストのアクション場面に、ガツンと来る盛り上がりがないところが
この映画を見終わった後に残念な感じになっています。