こんにちは

 先週土曜日にゲームバー京都で遊んできました。
 
 先週はイエローサブマリンで見かけたゲームが気になっていてついに
買ってしまいました。
 『パンデミック~接触感染~』というゲームです。

 パンデミックはシリーズ化されてるゲームらしいです。
 パッケージを見てもらえばわかると思いますが、病原菌が暴れるゲームです。
 他のパンデミックシリーズはこの病原体を退治しようというゲームらしく、
しかも参加者が協力し合うゲームだそうです。しかしこのパンデミックの
接触感染はゲーム参加者が病原体そのものになって世界に病気をはびこらせる
ゲームです。しかも、協力型ではなく対戦型になっています。


 これが得点ボードです。点の取り合いで勝ち負けをするゲームです。


 一人一人に準備されるセットです。
 無くても支障はないですがシャーレまで付属しています。
 シャーレの中に入っているのは病原体のコマになってます。


 上段の数字はレベルの数字です。
 潜伏・感染力・抵抗力のレベルを表しています。
 そして、潜伏・感染力・抵抗力のそれぞれのバーの下に数字がありますが
これはレベルアップするのに必要なコストを表しています。
 

 最初は潜伏も感染力も抵抗力もレベル1でスタートします。
 例えば、潜伏をレベル1からレベル2にあげるには、バーの下にある「2」
のコストを消費しなければいけません。
 もし、感染力がレベル2であったなら、レベル3にあげるには感染力の
バーの下の数字にあるように「4」のコストがかかってきます。

 さて、この「潜伏」というのはカードを取る枚数を表しています。
レベル1なら一枚しかカードを取れません。レベル2ならカードを取る時に
2枚を取ることができます。

 「感染力」というのは、一つの都市を病原体で感染するときの上限の
病原体の個数を表しています。
 レベル1なら一つの都市を感染するときに1つずつしか感染していくことができません。
 ちなみに都市を感染していくためのルールは、初めてその都市を感染するときは
手持ちのカードを2枚使います。しかし、一度感染させた都市にさらに病原体で
感染させようとしたら手持ちのカードは1枚ずつ使うだけでよくなります。

 「抵抗力」は、ゲーム進行中に使われてくる「WHOカード」に対する防御に
なります。WHOといえば世界保健機関ですよね。つまり病原体たちの天敵なわけです。
だからWHOカードが使われるときは病原体たちがなにかしらのダメージを
受けるわけです。それを軽減したり防御したりするのが「抵抗力」になります。


 さて、ゲームをスタートするための準備ですが、6枚あるWHOカードを
よく切って、表を見ないで3枚を除きます。


 今度はイベントカード12枚をよく切って表を見ないで3枚を除きます。


 それをイベントカード三枚、WHOカード1枚、イベントカード3枚、
WHOカード1枚、イベントカード三枚、WHOカード1枚、と全部で12枚を並べます。
 本当はこれを横一列に並べるんですが、撮影しやすくするためわざと
こんな並びにしてます。
 実はこれが、ゲームの進行表になります。

 右のイベントカード1枚をめくると1ターン目が始まります。1ターンの行動を
各参加者が終わったら、右から2枚目のイベントカードをめくって2ターン目が
始まります。
 つまり全部で12枚のカードなので12ターンでゲームは終了します。


 さてイベントカードですが裏返すといろいろな課題が書かれています。
 このカードの場合は手札を捨てろという課題が出ています。
 この時に捨てるだけの数のカードが手元にあれば捨てることで課題を
解決したということになります。しかし、もし捨てるだけの数のカードが
手元に無ければこの課題は解決できなかったとなってしまいます。
 課題が解決できればそのプレーヤーはアクションを取ることができます。
 アクション1、山札からカードを取る。
        カードの取り方は「潜伏」のレベルの数だけとれます。
 アクション2、都市を感染します。感染の仕方は都市と同じ色のカードを
        使います。初めて感染するときは2枚の都市と同じ色の
        カードを2枚使います。すでに感染している都市だと
        同じ色のカードを1枚使います。都市をいくつの病原体で
        感染させるかの上限は、「感染力」のレベルの数だけに
        なります。
 アクション3、潜伏、感染力、抵抗力、のレベルを上げるアクションです。

 このうち2つのアクションをとります。ちなみに同じアクションを2度
行うこともできます。


 イベントカードを3枚めくると次の4ターン目にはWHOカードを
めくるばんになります。
 例えば、都市を感染させている病原体を4個除けというカードが出ました。
 これにたいして抵抗力があれば病原体を守ることもできます。
 例えば抵抗力が1であれば、病原体1個を守って、失うのは3つの病原体
だけでよくなります。そして抵抗力は使うたびにレベルを下げていきます。


 これらが都市カードになります。
 赤い都市やオレンジの都市 青い都市 黒い都市がありますが、自分の色に
関係なく感染していくことができます。
 ただ、自分の手札にあるカードの色と同じ都市に感染していくことになります。
 例外的に別の色のカード2枚で都市と同じカード1枚と同じにみなすという
ルールもあります。


 カードの右上の赤い数字と同じ数だけ病原体の数で感染するとその都市は
絶滅したことになります。それは複数の参加者がだしあった病原体の数のことで
絶滅した都市カードはそれ以降に病原体を置いて感染させることはできなくなります。


 例えば、都市・日本を病原体で感染するには、日本は赤い色になっているので
手札に赤いカード2枚がないとできません。
もしくは、赤以外のカードを2枚つかって赤いカード1枚分にして
赤のカード1枚+赤以外のカード2枚の3枚を使うか
赤以外のカード4枚を使うことになります。
 それだけのカードを使うと自分の持ってる病原体のコマを都市・日本に
置いて感染させたことになります。
 同じ都市・日本を別のプレーヤーが感染させることもできます。
 感染の仕方は同じですが、先に感染させたプレーヤーのコマは上に
置いて、あとから感染させたプレーヤーはその下にコマを置きます。
 これは後で得点を計算するときの優位順を表します。
 先に感染させた方が多くの点を取れるわけです。
 ただし、あとから感染させたプレーヤーの方が、たくさん病原体の
コマを置いた場合は、数の多いプレーヤーの方が優位になり、たくさん点数を
とれます。




 これが手札にするカードです。表側は色分けをされてます。
 山札からとれるカードの枚数は1回のアクションに、自分の
潜伏レベルの数だけとります。1ターンに2回のアクションがとれますから
2回ともカードを取るアクションをすることもできます。
 カードをたくさん持ってるといろんな行動ができますが、カードをたくさん
とるには潜伏レベルをあげないといけません。
 そしてゲームは全部で12ターンですから、割と大味なゲームには
ならないような気がします。
 まだ二人プレイを1回しただけなので戦略的なことはよくわかりませんが
感想としては、わりとチマチマ遊んだような感じでした。